「よくなった」ってどんな状態?
こんにちは。あおし整骨院の山田光伸です。
この記事は「『よくなった』ってどんな状態?」というテーマになっています。
症状を抱えた多くの人は「痛み(症状)がない状態」を「よくなった」と思っているのではないでしょうか。
しかし、この「痛み(症状)がない状態」。すごく曖昧です。
安静にしていて痛くない状態なのか?
普通の生活や仕事で痛くない状態なのか?
重労働やスポーツをしても痛くない状態なのか?
長時間負担が加わっても痛くない状態なのか?
雨や寒さなど天候・気候の変化で痛みが出ない状態なのか?
その他の条件を当てはめた場合にはもっとあると思います。
では、どれが正しいのでしょうか?
私はどれも間違っていないと思います。
ただ、正解でもないと思っています。
それは、本人が求めているものによっても『よくなった』と思えるレベルが違うからです。
ただ、当院が目指す「よくなった」のレベルは『痛み(症状)を自然に解決出来る状態』です。
本来、私たちには自然治癒力(自然に治そうとする働き)が備わっているので悪い要因があっても多くは症状としてあらわれる前に解決されているものです。
また、身体に不調があらわれたとしても自然に治まらなければなりません。
慢性症状を抱えて悩んでいる方は「自然に治る」という働きが何らかの要因で阻害されているのです。
自然に治らない場合は何かがおかしいのです。
そのおかしいところに焦点を当てなくてはいけないと考えています。
だいたい生活習慣が乱れていたり、精神的に不安定だったりします。
生活改善も必要なのです。
そういうことも含めて総合的にアプローチしていく必要があるわけです。
また、症状を永久的に出さないようにすることは不可能です。
生きている限り、何らかの症状が出てくることは当たり前なのです。
そんなことから、当院では一時的に良くなってもちょっとのことですぐに再発してしまって、治療を受けないと治らないという状態は「よくなった」とは言えないのではないかと考えます。
本当の意味での「よくなった」は『痛み(症状)を自然に解決出来る状態』ではないでしょうか。
症状の改善において大切なことは「治してもらう」ことではなく、「自然に治る」ことを目指すことです。
治してくれるのはあくまでもあなたの身体です。
そんな答えを見つけるお手伝いもあおし整骨院ではしています。
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