施術開始初期は、なんで通院頻度を多くする必要があるの?

「悪くなりたて」、「慢性的に悪い」に関わらず施術開始初期はどうしても生理学的観点から通院頻度を多くする必要があります。

先ずは「悪くなりたて」の場合に通院頻度多くする必要がある理由です。

悪くなりたての時期は炎症がどんどん拡がっている状態です。

炎症が拡がると当初悪くなかった部分までも悪くしてしまいます。

ですから悪い部分を拡げないように早期改善を図るには、如何に炎症を最小限に抑えるかが重要になってきます。

そんなことから、悪くなりたての頃は通院頻度を多くする必要があります。

次に「慢性的に悪い」場合に通院頻度を多くする必要がある理由です。

慢性的に悪い場合、身体が「悪い状態が正常」と勘違いしてしまっています。

そうなっていると治療で「本来正しい状態」に戻してあげても身体は、それを異常と認識しまい、元の「悪い状態」に戻してしまいます。

この身体の勘違いを改善するには、短い間隔で治療して本来の正しい状態を再認識させる必要があります。

そんなことから慢性的に悪い場合にも通院頻度を多くする必要があります。

以上が「悪くなりたて」、「慢性的に悪い」に関わらず施術開始初期は通院頻度を多くする必要がある理由です。

「悪くなりたて」の方は、二次的被害が拡がらないようにまた、慢性経過を辿らないようにしっかりと通院して改善していきましょう。

「慢性的に悪い」方は、身体が本来の正しい状態を再認識できるようしっかりと通院して改善していきましょう。

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