自己判断による「様子をしばらく見る」の結果
ぎっくり腰になってから3週間経った方が来院されました。
しばらく様子を見ていたそうですが、改善しないとのことで来院されて来ました。
このような、「様子をしばらく見ていた」というケースは一定数遭遇します。
当院では、このようなことをあまりお勧めしません。
一つは、問題が大きくなるからです。
様子を見て改善しないほどの問題は、別の部位にも問題を拡げていることが多いです。
そうすると、施術が必要な部位が増えます。
このような二次的に発生した問題の処置に対しては、保険が効きません。
もう一つは、保険が使えなくなるからです。
整骨院では、問題が発生してから2週間以上経過した場合、保険も使えなくなります。
そうすると、すべてが自己負担になります。
以上のことから、費用負担が多くなるので、問題が発生したら早めの来院をおすすめしています。
自然治癒力を期待することも悪くはないですが、1週間程度にとどめておいた方が無難です。
冒頭の方ですが、全額自己負担になりました。
次回からは、早めに来ることにするそうです。