ぎっくり腰はクセになりますか?
2019年12月11日
ぎっくり腰を起こした方からよくいただく質問です。
結論から言えば、原因から解決できたかによって違います。
例えば、職業柄、ぎっくり腰になりやすい仕事や作業があります。
この場合は、職場環境や作業方法の改善も一緒に考えないと本当の解決とは言えません。
また、運動不足により、身体が衰えてきたことが背景となって、発生するぎっくり腰もあります。
この場合は、身体を鍛えることもしないと本当の解決とは言えません。
ですから、ぎっくり腰を治すだけではなく、なぜぎっくり腰になったのかを考え、それに対しての対策も行わなければなりません。
こうして考えると、ぎっくり腰を繰り返している人は、クセになって繰り返しているというより、原因があり続けていることで、繰り返しぎっくり腰になっているという表現が正しいかもしれません。
治ったそばから、また悪くしているという感じです。
ぎっくり腰がクセにならないようにするには、結果の処理だけではなく、原因の対策も必要です。
これらは、ぎっくり腰に限ったことではありません。
どのような症状においても同じことが言えます。
ただ、気を付けていても何らかの悪い条件が重なって、ぎっくり腰になってしまうことはどうしてもあります。
そのときは、運が悪かったと思うしかありません。