陸上競技に多いスポーツ外傷・障害
2022年11月18日
陸上競技で多く発生するスポーツ外傷・障害は、ランニング、跳躍、投擲など種目によって異なります。
短距離走のスポーツ外傷・障害
短距離走では、アキレス腱断裂や肉離れ(大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋)の発生が多いです。ときに大腿直筋や大腿筋膜張筋の起始部の剥離骨折も起きます。
長距離走のスポーツ外傷・障害
長距離走では、脛骨・腓骨・中足骨の疲労骨折や前傾骨症候群の発生が多いです。その他、腰痛、腰椎分離症、ランナー膝、シンスプリント、アキレス腱炎、変形性質関節症なども起こります。
跳躍競技のスポーツ外傷・障害
跳躍競技では、膝・足関節の捻挫や靱帯損傷が多いです。その他、短距離走・長距離走で発生するスポーツ外傷・障害が起こります。
投擲競技のスポーツ外傷・障害
投擲競技では、肩・肘の捻挫、腱板損傷、変形性肘関節症、腰痛の発生が多いです。