ケガが発生する直前の状態も治療には重要

ケガが発生した場合、ケガが発生する直前の状態(普段の状態)も影響します。

このことを把握することは、”ケガした部分のよりよい環境作り”という点で重要です。

なぜなら、ケガした部分にどのレベルの対策が必要なのかどうかが関わってくるからです。

例えば、右足をねんざした場合、左足でかばいながら動ければ、ねんざした部分の治りも早いです。

この場合は、ケガした部分の簡易的な処置だけでも十分かもしれません。

しかし、元から左の膝が悪かった場合はどうでしょうか。左側でかばうように歩くと元から悪い膝がさらに悪くなってしまいます。

この場合は、かばわないでもいいようにねんざであってもギプスで固定してしまった方がいいかもしれません。

このように同じケガであっても、本人の普段の状態がどのような状態なのかということで必要な施術も変わってきます。

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