東洋医学と現在医学での異常の捉え方の違い

東洋医学と現在医学は
治療法の違いはもちろんのこと、
身体を診る視点が違います。

この記事は「東洋医学と現在医学での異常の捉え方の違い」について記載してあります。

 

現代医学は、
「身体はさまざまな器官の集合体」

と捉えています。

 

このため解剖学や生理学などを基に化学的な見地から
身体を器官や組織、血液やリンパ液など
細分化して病巣を局所的に分析
します。

 

体内に侵入した細菌やウィルス、
病理部位の排除を主眼をおき、
治療
していく方法です。

 

このため検査に表れない異常は病気とはみなされず、
不調を訴えても異常なし
と言われ治療が行われない事もあります。

 

東洋医学は
「身体を全身が関連する一つの有機体」

として捉えています。

 

ですから身体に問題があれば、
局所的な問題から全身のバランスの乱れまで
複眼的な視点により、病巣の分析
をします。

 

身体の自然治癒力を高めることに主眼をおき、
身体自らで解決できる体質づくりをしていく治療法
です。

 

検査では表れない不定愁訴でも、
自然治癒力が高まれば、
改善させることが可能と捉えています。

 

同じ症状であっても複眼的な視点で病巣を見つめ、
それぞれの状態に合わせたオーダーメイド治療が
東洋医学的な治療の特徴
です。

 

以上のようなことから
“病気を診る現代医学、人を診る東洋医学”
なんてことも言われています。

 

局所的に診て判断した解決法で改善していない場合は、
全体的に診て判断した解決法を試してみたら結果が変わるかもしれません。

 

東洋医学と現在医学での違いを知ろう

 

今回の健康豆知識を活かして、ぜひ行動してみてください。

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