2018年– date –
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運動器疾患について
下腿と足の正常な関節可動範囲
関節可動域とは、関節の動く範囲のことです。身体の各関節には、大まかに関節可動域の基準が設けられています。 柔軟性を身につけるとケガをしにくい体になったり、疲れにくい体を保てるなど、身体にとっていいことがあります。 しかし、その反面、柔らか... -
運動器疾患について
フットボーラーズアンクル
フットボーラーズアンクルは、脛骨の前縁や距骨頸部の陥凹部に出現する骨棘で、足関節の最大背屈時や激しいスポーツの際に痛みを発する障害です。この骨棘は足関節の関節内に出現するもので、一種の変形性関節症です。ですが、通常の変形性関節症よりはる... -
運動器疾患について
三角骨症候群
三角骨症候群は、典型的にはクラシックバレエダンサーにみられ、足関節の最大屈曲位をとるときに痛みを訴えるものです。足関節最大屈曲位を多用する運動選手に発症することがあります。 【三角骨症候群の原因】 三角骨が脛骨下端後縁と踵骨に挟まれること... -
運動器疾患について
腓骨筋腱脱臼
腓骨筋腱脱臼は、足関節外果部において発生する腱脱臼です。 【腓骨筋腱脱臼の症状】 弾発音や逸脱感を伴った外果部の激痛や外果部における索状物ができる。新鮮外傷脱臼では、外果部に腫脹と皮下出血斑がみられます。非外傷性では、長時間の歩行あるいは... -
運動器疾患について
足根洞症候群
足根洞症候群は、足関節外側に頑固な痛みを訴える症状です。 【足根洞症候群の症状】 足関節の外側に痛みがあり、不整地での立位や歩行によって痛みが増強します。後足部の不安定感などもみられます。また、下腿外側に倦怠感やしびれ感などがみられる場合... -
運動器疾患について
変形性足関節症(足関節症)
変形性足関節症は、関節軟骨が変性・摩耗したことにより起こる症状です。関節軟骨はいったん損傷されると修復されないので早期に適切ン治療を行い、その進行を遅らせることが重要です。足関節症の発生頻度は他の関節に比べて非常に少なです。その要因とし... -
運動器疾患について
足の痛みの発生部位と考えられる疾患
足に痛みを引き起こす疾患は様々あります。ですが原因疾患による足の痛みや圧痛点の発生部位は、それぞれ特徴的です。このことだけで確定診断はできませんが足の痛みや圧痛点を知ることで大まかな原因疾患を判別しやすくなります。ここでは足の痛みの発生... -
運動器疾患について
坐骨神経痛
腰部、臀部、大腿後面、下腿後外側および足外側に痛みを引き起こす神経痛の一つに「坐骨神経痛」というものがあります。 【坐骨神経痛とは】 坐骨神経痛は、坐骨神経が走行している部位とその支配領域における疼痛症状のことをいいます。腰部、臀部、大腿... -
運動器疾患について
痛みに対する施術
毎日、いろんな症状を抱えた人が訪れます。 そのなかで最もの多い症状は、「痛み」です。 そこで今回は「痛み」に対して、あおし整骨院ではどのようにアプローチしているのか、痛みの種類別に紹介していきたいと思います。 【痛みの種類】 ひとくちに「痛... -
運動器疾患について
肩を上げる動作で痛む肩の痛み(インピンジメント症候群)
肩を上に上げる動作で痛む肩痛の一つに「インピンジメント症候群」というものがあります。 【インピンジメント症候群とは】 インピンジメント は”衝突”という意味です。 肩においては、肩峰、烏口肩峰靱帯、烏口突起あるいは肩鎖関節がその下を通る腱板な...