症状を記録しておきましょう

人間の記憶は正確なようで曖昧なところもあります。

 

特に無意識に過ごしている日々のことや
憶える必要のないこと、
何でもない過去のことに関しては
あまり正確に記憶にとどめられていないことがあります。

 

これは自覚症状の経過においても同じ場合があります。

 

例えば・・・

当初は、負荷のない状態でも痛かったのに
負荷が加わる動きで痛んでいた。

当初は、5分歩くだけでも困難だったのに
もともと5分は歩けていた。

間違った記憶をするようなことです。

 

実際は、

負荷のない状態で痛かったのが、
負荷のない状態では痛くなくなった。

5分歩くのも困難だったのが
5分は歩けるようになった。

というように改善していますよね。

 

このようなことは、なかなか完治しない症状や
治療が長期的に必要な場合に問題
になります。

 

なぜなら、改善していることが
認識できなくなってしまう
からです。

 

スタート時の状態を忘れているので
現在までの変化が測れなくなってしまうのです。

 

その結果、

治療の効果がない・・・

このセルフケアでいいのかな・・・

と勘違いを引き起こします。

 

改善の認識が得られないと
現在行っていることに対して疑問を抱いたり
継続する意欲を失います。

 

それが、まったく効果のないものであったのならいいのです。

 

しかし、少しでも効果があったものであるならば、勿体ないことです。

 

積み上げてきたことが
無駄になってしまします。

 

なかなか完治しない症状や
治療が長期的に必要な場合は、
ちょっとした変化が励みになります。

 

ですから、症状を記録しておくと
そのちょっとした変化を
見逃さない
ようにすることができます。

 

出来るだけ細かく記録しておけばおくほど
小さな変化に気づくことができます。

 

これは重傷、軽傷に関わらず記録しておくとあとあと有効です。

 

症状を記録しておきましょう

 

今回の健康豆知識を活かして、ぜひ行動してみてください。

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