自覚症状は数値化して伝えてみましょう

痛みを訴えているのに
全然、辛さを理解してもらえない・・・

 

そんな経験はありませんか?

 

検査機器の性能が向上している現在。

 

どうしても、検査結果による
客観的観測によって問題を計りがちです。

 

検査結果で異常が見つかれば「問題あり」。

異常が見つからなければ「問題なし」。

 

症状の経過においても、
検査結果が基準に
なっていることが多いです。

 

痛みが変わっていなくても
検査結果上の数値がよければ、「経過良好」。

自覚症状は、楽になっていても
検査結果の数値が悪ければ、「経過不良」。

などといった具合です。

 

しかし、症状の経過には、
客観的に判断できるものとできないものがあります。

 

レントゲンやMRI画像、血液検査の数値などは、
客観的に判断できるものです。

 

痛みなどの自覚症状は、
客観的には判断がしにくいものです。

 

そんな、客観的に経過を判断できない自覚症状は、
正直、本人にしか分からない
ものだと思います。

 

ですから、辛さを理解されにくいのは、
当然の話
なのです。

 

人間の痛みというのは人それぞれです。

 

あくまで痛みというのは
人それぞれの「感覚」
です。

 

痛みは皆、感じ方が違います。

 

しかし、それを言葉で表そうと思うと
全て同じ『痛い!』という表現
になります。

 

例えば、

車にぶつけられても『痛い!』

軽く叩かれても『痛い!』

 

この2つの『痛い!』は言葉としては同じでも、
実際の痛さの度合いは全然違う
はずですよね。

 

同様に『まだここが痛いです』と訴えられても
以前までの状態と変化しているのか、
していないのか分かりづらい
のです。

 

では、どうすればいいのか・・・

 

自覚症状の伝え方を工夫してみましょう!

 

痛みの度合いを数字で表してみましょう。

 

例えば、一番最初の痛い時を『10』として
治療後や次回来院した時に『10が4』になりました。

『10が10』のままです。

といった具合です。

 

痛かったとしても改善しているのか
していないのか判断がしやすくなります。

 

特に検査機器の性能が向上してきている現在において
検査結果が改善度合いを計る基準の大半を占めます。

 

ですから、客観的に判断しにくい痛みなどの自覚症状は
分かりやすいように伝える努力も必要
です。

 

自覚症状は数値化して伝えてみましょう

 

今回の健康豆知識を活かして、ぜひ行動してみてください。

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