様々な力が働いている
人が地球上で生活を営むとき、その体には様々な力が加わっています。
重力や磁力、大気圧、自転、公転などがそうです。
日常生活で、運動器を構成する骨・筋・腱・関節などは、その力に逆らって活動しなければなりません。
就業中やスポーツ活動時ではそれらの運動器に対してさらに負荷が加わっています。
これら様々な力によって、身体に加わる荷重を「静力学的荷重」といい、これに耐えうる身体の力を「静力学的能動力」といいます。
正常な状態では、この「静力学的荷重」と「静力学的能動力」は平衡を保たれていますが、この平衡が崩れた際は何らかの不調として身体に現れます。